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ピッチ 彼女のメジャーリーグ 第9話のあらすじと感想

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前回までのあらすじ

前回は、パドレスが雨でゲーム中断中に、マイクはトレード話が現実化しそうでイライラし、ジニーの兄がサンダース夫人イブリンとスポーツ・バーを開く相談で盛り上がり、GMのオスカーは意外な女性と親密になっていたというお話でした。

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ピッチ 第9話のあらすじ

今回は、8月31日、トレード最終日、マイクのトレードがどうなるかというお話です。

テレビのスポーツニュースはマイクがトレードに?の話で持ち切り、ペトコパークへ来たマイクを、今日が最後のゲームかもしれないと職員達は拍手で迎えるし、アメリアも事情を聴きたがりました。

マイクのところには、カブスのGMから直接電話がきて、開口一番、「君の指輪のサイズは?」と、ワールドシリーズ優勝のチャンピオンリングのことを言います。

ジニーはマイクのことばかり聞かれてうんざりと、自分のことを言われたのと同じセリフを言ってからかいます。行ってほしくないのはジニーも同じです。

GMとオーナーに呼ばれて、オーナー室に入るマイク、「ヤンキースがデレク・ジーターを出すようなものだから、慎重にしないと」と言われても、仏頂面は変わりません。公式発表があるまで黙っていてくれと釘を刺すのでした。

しかし、監督は頭を抱えてGMに、新人のキューバ出身のリヴァン捕手が、一塁手を見ずにけん制球を投げる、初球は必ず振る、監督コーチのいうことは聞かない、マイクが目を光らせていればまだましだが、いなくなるとどうなるかわからん、はやく育てたいならマイクを出すなと言います。

GMもマイクを出すのは反対、マイクを含めて全員がマイクを必要としているのに、オーナーのチャーリーだけが出したがっているのです。

一方、ジニーは、ゲームのキャラを作るために、ビデオ撮影をしていました。ジニーのツイッター担当でソーシアルメディア担当部長に昇格したアメリアの助手のエリオットに言わせると、「ゲーム界のザッカーバーグ」、ノアが、ジニーに興味津々で一生懸命夕食に誘っていました。

その後、サンダース家の夕食では、ジニーと兄のウィリーとイブリンが、サンダースにスポーツ・バーへの出資を頼みますが、サンダースはもう一人子供が欲しいのにと言います。イブリンは大学で経営学を学んだので、スポーツ・バー経営で試したいと、鉄壁のようだったこの夫婦にちらっと不安がよぎりましたが、結局サンダースは出資に合意したので、みんな大喜びでした。

しかし、イブリンはすぐにウィリーに任せたお金の計算が合わないことに気が付きます。
ウィリーに確かめても納得できなかったイブリンは、アメリアに助けを求めました。

アメリアはもちろん反対で、ジニーの名前を大きく出したバーがすぐつぶれたらジニーに傷がつくと言い、その可能性大だと思っているからです。

そして、パドレスでの最後のゲームになるかもしれないマイクですが、けがが心配なのでゲームには出すなとカブスGMから言われていました。が、最終回2アウトで逆転のチャンスに代打で出せとマイクは監督に訴えます、監督は出せません。

そこで、ベンチにいたジニーがマイクにヘルメットをかぶれと言い、ベンチ横のカメラマンに合図すると、バックスクリーンに、いかにも代打で出そうなマイクがアップで映りました。

観客の大声援で仕方なくマイクを代打に出さざるを得なくなりました。

しかし結果は見逃しの三振・・・。

ゲーム後、チームのみんなをビールに誘えと、「次のリーダー」サンダースに言われたマイクは、あまりその気になれません。一応、リヴァン捕手にコーチが止めたら塁に止まれ、チームプレイをしろと最後の説教をしました。

GMはマイクのトレードについて交渉中、金銭面で問題が起き、オーナーになんとかマイクを出さないよう説得しました。

尚、GMの彼女は監督の娘さんでした。
彼女がやけに球場へ来るのでおかしいと思っている、選手の誰かと付き合ってるのかなと監督はGMに相談しました。

GMは、すっとぼけて、彼女が選んだ男ならだれでもいいやつだろうというと、打ち明けるチャンスをやったのにふいにしたなと監督が詰め寄るところはおもしろかったです。

ゲーム後、ジニーはゲーム長者ノアとのデート中にマイクからのメールで、マイクが一人で飲んでいるバーへ行きます。

仲間も一緒だと思ったけど誰もいなくて、ふたりで送別会みたいに、瓶のビールを片手に、ジニーのへなちょこストレートが見れなくて寂しくなる、マイクの長い説教が効けなくなると寂しいとか、相手の癖や欠点をあげつらうところはいかにもスポーツ選手らしくカラッとしていました。

が、外へ出てタクシーに乗るとき、お別れのハグをしあった二人は、あやしいムードに、そこへトレードはなくなったというGMからの電話が入って、一挙に気まずくなったのでした・・・。

ピッチ第9話の感想

7月31日と同じく、8月31日もトレード期限となります。9月1日までにメジャーの登録をしていないと10月からのポストシーズンに出られない決まりがあるからです。マイクはぎりぎりのところに来ました。

カブスのGMといえば、誰もが知っているテオ・エプスタイン、レッドソックスとカブスを優勝させた奇跡の男ですが、もちろん本人が登場するわけはありません。しかしテッドというドラマのGMも、やたらと強気でした。

最後の打席のマイク見逃しの三振にはびっくりしましたが、その後、観客席からコールが起きて、カーテンコールの挨拶をしていました。

しかし、ほんとうならば、打席に入る前の「バッター、マイク・ローソン」のアナウンスで観客が総立ちになるはずなんですけどね。

TVシリーズでは、シーズン最後になると、来シーズンへの期待を込めて、そして製作継続できるかどうかわからないシリーズも、継続への期待大のつもりで、クリフハンギングという、次はどうなるの?次が見たい!というストーリーで終了します。

マイクとジニーがちょっと危ない雰囲気になるのは、別れの寂しさもあるかもしれないですが、意外な方向へ。

サンダース夫妻も癒しの存在なのになぜか言い争いをはじめました。
最後に向かってなにか嫌なクリフハギングの伏線を感じてしまいました。
 

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