マスケティアーズ

マスケティアーズ シーズン1第1話のあらすじと感想

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“All for one and one for all = 1人は皆の為、皆は1人の為“

文豪アレクサンドル・デュマの名作「三銃士」は知っている人も多いと思いますが、その三銃士をイギリスBBC放送がドラマ化、「パリの四銃士」とサブタイトルを付けて2016年にNHKで放送を開始した冒険物語です。

舞台はまだ法による統治がされていない17世紀のフランスの都パリです。フランス国王ルイ13世に仕える銃士隊の中でも特に精鋭で名の通ったアトス、アラミス、ポルトスの三人を称して「三銃士」と呼んでいました。

フランス南西部の片田舎ガスコーニュからパリに出て来たダルタニアンが三銃士に加わり、王宮内の陰謀や隣国との覇権争いに巻き込まれながら、友情とロマンス、冒険を通じて四人の絆が強まっていくストーリーが見どころです。

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マスケティアーズ シーズン1第1話のあらすじ

雨の中を馬に乗ったダルタニアンと彼の父親が国王に謁見する為パリを目指していました。パリまであと少しの所で宿をとることにします。

そこへ王直属の銃士でアトスと名乗る男が部下を連れて入ってきて、突き付けた銃で金品を要求します。アトスの放った銃弾に倒れた父親の仇を討つ為ダルタニアンはパリでアトスを捜すのでした。

パリへ到着したダルタニアンは宿屋で謎の女ミレディに会い、一夜を共にします。
朝目が覚めるとミレディの姿はなく、枕元には血の付いたナイフが刺さっていました。部屋から出るとミレディと一緒に宿屋に入ってきた男が死んでいました。

血の付いたナイフを持っていたダルタニアンは犯人と間違われ逃げる羽目になるのでした。
逃げる途中に出会ったコンスタンスに、アトスに父を殺されたことを打ち明け兵舎へ向かうのでした。

一方、銃士隊の兵舎では、任務から戻って来るはずのコルネットの部隊が消息を絶った為、国王からその捜索を命じられた三銃士はシャルトルへ向かうことになるのでした。調査から戻った三銃士の所へダルタニアンが現れアトスに決闘を申し込みます。

理由を聞いたアトスは人違いだと言い訳しますが聞く耳を持たないダルタニアンはアトスに剣を向けるのでした。アラミスとポルトスも加わり殺気立ったダルタニアンを3人で取り押さえたところにコンスタンスが止めに入ります。

トレヴィル隊長がやって来てアトスに告げます。「お前は強盗殺人の容疑で逮捕される」親衛隊によって拘束されてしまったアトスを助ける為ダルタニアンの力を借りるアラミスとポルトスでしたが、思わぬ所でコルネットの手掛かりを掴むことになるのでした。

銃士隊をよく思っていないリシュリュー枢機卿が、銃士隊を陥れる為に画策した陰謀だったのです。銃士隊はアトスの無実を晴らすことができるのか、それとも枢機卿の策略が勝利するのか。

鍵は2人の銃士とダルタニアンが握っているのでした。

マスケティアーズ シーズン1第1話を見た感想

“All for one and one for all = 1人は皆の為、皆は1人の為“私が好きな言葉の一つです。
銃士隊の固い絆と忠誠心、正義を貫く強い気持ちの根底にあるのがこの言葉なのではないかと思います。

三銃士の物語は映画やドラマ、人形劇まで色々ありますが、登場人物が一緒でもそれぞれのストーリー展開等のアレンジがあり常に新鮮な気持ちで見ることができるのも魅力の一つの様な気がします。

ダルタニアンといえば、素朴な田舎の青年剣士という私の勝手なイメージですが、このドラマでは爽やかなイケメン。これから仲間になる三銃士も皆イケメンです。女性の支持率はかなり高そうなドラマです。

第1話の物語はパリへ向かう中ダルタニアンの父親がアトスと名乗る男から襲撃され命を落とすところから始まります。実はこの襲撃は、銃士隊を敵対視するリシュリュー枢機卿の陰謀によるものでした。

まだ法治国家として確立されていない時代にはこのような権力争いによる策略や陰謀が横行していたと思われますが、彼らも立場上それに巻き込まれていくわけです。

固い絆で結ばれる三銃士、後に親密になるコンスタンス、リシュリュー枢機卿の陰謀に与する謎の女ミレディ等、数々の人物との出会いや繰り広げられる銃撃戦や華麗な剣技。

ダルタニアンと三銃士はリシュリュー枢機卿の陰謀を阻止し、フランスと国王の為立ち向かうことになるのですが、銃士隊とリシュリュー枢機卿の対立にアトスとミレディの過去、ダルタニアンとコンスタンスの恋の行方等々、今後の展開を楽しみにさせる物語です。
 

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