マスケティアーズ

マスケティアーズ シーズン1第5話のあらすじと感想

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前回までのあらすじ

和平条約締結の為フランスを訪れたサヴォア公爵は宮殿に到着早々命を狙われるのでした。

犯人は元銃士で、アラミスの旧友のマルサックだったのです。5年前20人の仲間が殺された事件の首謀者が公爵だったと調べた彼は、仲間の復讐の為パリに戻って来たのでした。

更に、銃士隊のトレヴィル隊長も事件に関与していた。公爵夫人を守る為に国王の命令で部隊の情報を公爵に流したのです。

マルサックはアラミスに銃で撃たれ息絶えます。5年前に死んだ仲間と共に彼を埋葬し、たとえ命を失うような任務でも従うと言い隊長と握手を交わすのでした。

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マスケティアーズ シーズン1第5話のあらすじ

道端で目を覚ましたポルトス、傍らには銃と頭から血を流して倒れている男がいました。

通りかかった親衛隊に捕まったポルトスは誤解だと釈明しますが、昨夜は彼の誕生日でかなり盛り上がった為記憶が曖昧ではっきりと覚えていません。

投獄されたポルトスに無実を証明すると約束するダルタニアン達でした。

しかし、裁判ではポルトスの言い分は通らず裁判官の独断で有罪となり死刑を宣告されてしまうのです。刑は直ちに執行せよとの判決で絞首台へ連行されるポルトスでした。

絞首台に縛り付けられたポルトス、そこへ覆面を被った男達が乱入して彼を連れ去っていきます。

彼らの首には罪人の印が、行き先は奇跡の町と呼ばれるところでポルトスが幼い頃育った場所でした。

奇跡の町で帝王として君臨していたポルトスの幼馴染みシャロンが仲間と共にポルトスを助け匿ったのでした。

ポルトスの救出はアトスに任せ、ダルタニアンとアラミスはポルトスが捕まった場所へ手掛かりを捜しに行きます。

経験から殺された場所は別だと推測した彼らは誰かがポルトスに罪をなすり付けたと思いました。

殺された男は所持していた懐中時計から、ジャン・ド・モーボワザンと判明、カルベール通りで間借りをしているとの情報を入手し行ってみると、部屋は荒らされており何者かに銃口を向けられるのでした。応戦したアラミスでしたが取り逃がしてしまいます。

痕跡を消しに来たのでしょう。手掛かりになりそうな書類は焼かれて判別できない状態でしたが、12樽の火薬を購入した伝票を見つけ、新教徒の教会を爆破するつもりなのではと考えるのでした。

新教徒の牧師に確認すると、筆跡が本人ではなく父親のエミールの物だとのこと。

エミールの計画はこうでした。

モーボワザン家の再興の為に奇跡の町を爆破し一帯をまとめて地価を手に入れようとしていたのでした。宗教は関係なく、目当ては金だったのです。

一方、匿われているポルトスはシャロンと酒を酌み交わしているうちに昨夜のことを断片的に思い出します。翌日、シャロンを探していたポルトスは導火線の付いた大量の火薬を見つけるのでした。

奇跡の町に大量の火薬を運び入れたのは、帝王として君臨していたシャロンでした。その日、町を爆破する為に刺客が放たれました。

ダルタニアン達はポルトスの育った町の爆破を阻止することができるのでしょうか。

マスケティアーズ シーズン1第5話を見た感想

第5話「吹きだまりの帝王」の吹きだまりとはパリの一角にある貧民街(奇跡の町)のことで、国王はじめ権力者や貴族は、パリの汚点で必要のない町と思っているようですが、ポルトスの生まれ育ったところでした。

彼は、奇跡の町を出て努力の末銃士隊に入りここまでの成功を収めたのです。

辛い生い立ちにも関わらず明るく前向きでいられるのは心から信頼できる仲間に恵まれたからなのでしょう。

それはポルトスの「俺は外でも見つけた。誇れる連帯感を」というセリフからもわかります。

事件は宗教がらみかと思いましたが、金銭がらみの犯行でポルトスはたまたま巻き込まれたのでした。

エミールと繋がっていたのが実はシャロンだったのでポルトスの絞首刑の時にタイミングよく現れることができたのだと納得です。

そしてやはり今回も枢機卿が黒幕的な存在で、奇跡の町をなくしたい彼は陰でエミールを操っているようなそぶりを見せていました。

恐らく、計画したのは枢機卿で言葉巧みにエミールをそそのかし実行させたのではないか、と思ったのは私だけではないはずです。

今回の銃士隊は刑事ドラマに出てくるような感じでした。アトスが、エミールに筆跡が違うことを指摘するところ等はそのままでした。

ここまでで三銃士の過去を振り返るストーリーが出そろいましたが、ここからさらに掘り下げるのか、別の視点、別の人物の過去が明らかになるのかとても楽しみです。
 

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