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マスケティアーズ シーズン1第2話のあらすじと感想

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前回のあらすじ

フランスの片田舎ガスコーニュから都パリへやって来た若き剣士ダルタニアンは、リシュリュー枢機卿の陰謀によって凶弾に倒れた父の仇三銃士のアトスを助けることになります。

後に枢機卿の陰謀と知り、アラミス、ポルトスと共にそれを阻止した彼はアトスへの誤解が解け銃士の仲間になります。

三銃士にダルタニアンが加わり銃士隊としての任務、そしてダルタニアンと彼の下宿先の婦人コンスタンスとのロマンスがここから始まるのでした。

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マスケティアーズ シーズン1第2話のあらすじ

決闘で重要なことは、死なないこと。

ダルタニアンの決闘で始まる第2話での三銃士からのアドバイスです。アトスの合図で始まった決闘ですが、親衛隊が駆け付け彼らは蜘蛛の子を散らすように逃げ出すのでした。

三銃士はダルタニアンを助けるのは難しいとの判断で銃士隊とは思えない行動をするのでした。ダルタニアンを見捨て3人だけで逃げだしたのです。

こうしてダルタニアンは違法の決闘をしたことで親衛隊に捕らえられ牢獄へと入れられてしまいます。そこにはダルタニアンより先に投獄された囚人がいました。

ヴァディムと名乗るその男は戦争が起こせる程の大量の火薬を盗んだことで捕まっていたのです。実はダルタニアンが捕まったのは、ヴァディムが盗んだ火薬の隠し場所や計画、仲間の情報を掴む為に銃士隊が仕組んだ罠だったのです。

三人は友人を裏切ったと思わせることで世間にダルタニアンの逮捕が疑われないようにしたのでした。噂を聞きつけたコンスタンスも友人を危険な目に合わせ見捨てたと怒りをあらわにします。

この日、監獄ではアンヌ王妃による恩赦の手続きの最中でした。

トリックの秘訣は人の目を逸らすこと。ダルタニアンは、そう言って不敵に笑うヴァディムに近づこうとしますが、彼は突然発作を起こします。体調不良を装ってダルタニアンと2人、他の囚人を助け脱獄したのでした。

脱獄の騒ぎに乗じて王妃を人質に取った2人は外に待たせていたヴァディムの仲間と逃走し隠れ家に向かうのでした。隠れ家では、ヴァディムの信用を得たダルタニアンが目的を聞き出すことに成功します。

ヴァディムが火薬を盗んだ目的は、国王と王妃の暗殺というテロ計画でした。さらに詳細な計画と火薬の隠し場所を探る為ヴァディムと行動を共にするのでした。

決行前日、ダルタニアンは計画の全貌を知らされることになります。彼はすぐに銃士隊に連絡すると銃士隊は隠れ家へ踏み込みました。しかし中には誰もいなく血痕が残されているのみでした。

銃士隊の作戦はヴァディムに見透かされており、ダルタニアンは拘束されてしまったのでした。後悔する三銃士の面々ですが、ダルタニアンから情報が入ったことで国王を守ることが先決と隊長に促されその場を後にするのでした。

決行当日、その日は復活祭の為国王夫妻はノートルダム寺院を訪れていました。捕まったダルタニアンは火薬の樽に括り付けられていました。目の前にいたヴァディムに情報は銃士隊に伝えたと言うと、彼は答えました。「俺の望む通りの情報をな」

トリックの秘訣は人の目を逸らすこと。ヴァディムはダルタニアンに偽の情報を流すように仕組んでいたのでした。国王夫妻の暗殺は囮で、彼の本当の狙いは他にあったのです。

マスケティアーズ シーズン1第2話を見た感想

トリックの秘訣は人の目を逸らすこと。獄中でヴァディムがダルタニアンに言った言葉です。まるで手品師の様なセリフです。
冒頭のダルタニアンの決闘に始まり、ヴァディムの偽情報と両者の計略と策略が交錯する頭脳戦が今回の見どころです。

決闘の途中で親衛隊が割って入って来た時の三銃士のダルタニアンに対する行動を見てとてもがっかりしました。

銃士は名誉と友情と正義を何よりも重んじる者のはずでは?簡単に仲間を見捨てて逃げ出すような人が国王を守れるはずもないでしょう。

実は作戦だと知ってほっと胸をなでおろしました。
二重三重に張り巡らされた策略と罠、騙し合いに最後までハラハラさせられていました。

今回の敵ヴァディムは以前王宮の厨房で下働きをしていたらしく、抜け目がなくてとても頭が良い様なイメージでした。ただの悪党というよりは冷酷な詐欺師という感じに見受けられました。

国王夫妻の暗殺という重大なテロ行為を囮に使う発想が普通では思いつかないでしょうし、だからこそ完全に本当の目的を隠してしまうのだと思います。そんな大胆な計画を立てられるのは余程の策士だからでしょう。

そしてダルタニアンとコンスタンス…だけではなく、人質にされたアンヌ王妃とそれを助けたアラミスとの今後の関係も気になるところです。
 

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