前回までのあらすじ
ニール・キャフリー (マット・ボマー)は株ブローカーの詐欺集団に潜入捜査を命じられ、
侵入後、ニールは天才的な能力を見せつけて、直ぐに黒幕エイブリーの目に留まります
しかし詐欺の決定的な証拠が得られないため、ピーター・バーク(ティム・ディケイ)も会社役員に扮装して侵入捜査に加わりますが、他のFBI捜査官がピンチになり、それを救うためにピーターはニールが敵のスパイだとエイブリーに告げます。
ニールは逆にエイブリーの手下になり、敵対するビジネスパートナーのリードに罠を掛けると提案しますが、ニールはリードにエイブリーが裏切ると密告します。
怒ったリードはエイブリーが裏帳簿を自宅に隠していることを伝え、ニールはエイブリーの自宅で裏帳簿を探し出し、ピーターがエイブリーを逮捕されます。
事件が解決した後、ピーターはケイト・モロー(アレキサンドラ・ダダリオ)に会ったことをニールに説明し、ケイトはニールが隠し持つオルゴールを狙っていることが判明します。
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ホワイトカラー シーズン1第9話のあらすじ
FBI事務所に出勤したピーターをサリバンという男が待っていました。
サリバンは抵当権詐欺の被害者でしたが、捜査が進まず自宅を間もなく取り上げられてしまいます。
ピーターはうんざりした表情を見せますが、サリバンが娘を連れてきて情に訴えたので自ら捜査を開始します。
ピーター達が捜査を開始すると、この詐欺事件を担当していたニューヨーク市警のヘレラ刑事が、不自然な形で既に退職をしていることを発見します。
ヘレラ刑事を呼び出したピーターとニールは、権力者が介在しているこの件に関わるなとヘレラ元刑事に忠告されます。
しかしヘレラ元刑事は事件のヒントをピーター達に伝え、コーヒー代だと言い4.76ドルという不自然な金額を残してその場を去ります。
ピーターとニールが4.76ドルの謎を探すと、抵当詐欺事件の担当裁判官は全てミッシェル裁判官で、彼女の裁判官番号が476でした。
更にミッシェル裁判官を調べると、ファウラーが申請する令状の多くはミッシェル裁判官が承認をしていることから、2人が通じていることが判明します。
ある晩、ピーターはミッシェル裁判官の部屋を訪れます。
抵当詐欺事件の話を切り出すピーターに対し、ミッシェル裁判官は賄賂をピーターに渡したいと暗に示唆します。
ピーターはミッシェル裁判官を捕まえるために、その話に興味を示したフリをします。
ピーターが部屋から去った後、ミッシェル裁判官は隠していたビデオレコーダーを取り出し、ファウラーに電話をして上手く録画ができたと伝えます。
帰宅したピーターをヒューズ局長が訪ねます。
驚くピーターに対し、内部監査室のファウラーが収賄の容疑でピーターを調べていると伝えます。
ピーターは囮捜査を行うつもりでミッシェル裁判官の賄賂話乗ったフリをしただけだと説明しますが、証拠のビデオを押さえられているので圧倒的に不利だとヒューズは肩を落とします。
その話を聞いていたエリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)は、ピーターを助けて欲しいとニールとモジーに懇願します。
ニールが宅配業者に変装して、ミッシェル裁判官がファウラーに送ったビデオを奪取します。
ニールがビデオの映像を消したことで、ピーターは危機を脱します。
さらにニールはミッシェル裁判官の執務室へ侵入して部屋を荒らし、ミッシェル裁判官が執務室に隠し持っていた現金を他の場所へ移動させるように誘導します。
その後、ファウラーに偽の情報を聞かせて、現金を運ぶミッシェル裁判官の元へ向かわせます。
そこへFBI捜査官達が現れ、ミッシェル裁判官を逮捕します。
ミッシェル裁判官が持っていた現金は、抵当詐欺事件で犯人から貰った賄賂の金でした。
そのことを知っていたファウラーは事件の関与を疑われることを恐れて、ミッシェル裁判官を自ら逮捕します。
事件が決着して、ピーターはケイトから連絡があったことをニールに告げ、ケイトは自分の父親がヒントだとピーターに説明をしていました。
ピーターとニールはケイトの父親が眠る墓地を訪れ、そこでニールはケイトが置いたと思われる折り紙を見付けます。
ホワイトカラー シーズン1第9話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ピーターがファウラーの罠に掛かり収賄の罪で捕まりそうになる場面です。
決定的証拠であるビデオに映像を取られてしまったピーターを、FBIの部下たちが助けようとします。
深夜にも関わらずFBI事務所にやってくるピーター達の部下を見て、ピーターの人柄がよくわかります。
更にピーターを心配したエリザベスはニールに助けを求めますが、エリザベスの勢いに押されてニールはその無理難題を引き受けます。
モジーの助けを借りてピーターのピンチを救ったニールは、ピーターにそのことを一言も言いません。
ピーターもニールが救ってくれたことに気が付きますが、簡単に礼を述べるの留まります。
2人の関係が深まり、信頼関係がしっかりと出来上がったように思えるシーンです。
その借りを返すということだと思いますが、ピーターはケイトからのメッセージをニールに伝えます。
これから2人がタッグを組んでケイトを探すのかもしれません。
今後の2人の関係から目が離せません。
読み終わったら