前回までのあらすじ
シーガルが殺害され、ニール・キャフリー (マット・ボマー)の監督者としてピーター・バーク(ティム・ディケイ)が現場復帰します。
その直後、グリフィスという男が警備会社から200万ドルを強盗したと自首してきますが、強盗当時の記憶が定かではないと言います。
警備会社は体面を気にして金は盗まれていないと主張しますが、パソコンを盗み見たニールはジャコビーという男が事件に関わっていることを知り、さらにグリフィスとジャコビーは2人とも精神科医サマーズの患者であることを掴みます。
サマーズ医師に患者として近づいたニールでしたが、薬物を飲まされて捜査状況を自白してしまいます。
しかし再度サマーズの診療を受けたニールはサマーズに自白剤を飲ませ、ジャコビーとグリフィスを心理的に操り強盗をさせたことを自白させ、サマーズは逮捕されます。
スポンサーリンク
ホワイトカラー シーズン5第5話のあらすじ
エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)が学生時代に家庭教師をしていた富豪の息子パトリックは、15年間行方不明になっていましたがある日自宅へ戻り、その話題は新聞に大きく取り上げられます。
パトリックが自宅に戻り父ウイリアムは喜び、パトリックへ贈る絵画選びをエリザベスに依頼します。
エリザベスがウイリアム邸を訪れると、30年以上も執事を務めたスタントンが解雇されたことを知ります。
スタントンがウイリアムの健康状態をメディアに流したことが解雇理由でしたが、それを聞いたエリザベスは俄かに信じられませんでした。
さらにパトリックと再会したエリザベスは違和感を覚え、目の前にいるパトリックが本物か半信半疑になります。
エリザベスはこの状況をピーターに相談すると、ピーターはスタントンを呼んで事情を聞きますが、スタントンもパトリックが本物か疑わしいと証言します。
ウイリアムがDNA検査を拒否しているのでパトリックが本物かを確かめる術がありませんでしたが、ニールがスタントンの後釜の執事として侵入捜査をすることにします。
エリザベスの紹介もありニールはすんなりと執事の職を得てパトリックの指紋を押収しますが、その指紋はFBIのデータべースの中で一致する人間はいませんでした。
ニールはウイリアム宛ての手紙を盗み見ると、パトリックへの遺産相続手続きが進められていることを発見します。
これに危機感を感じたエリザベスはパトリックに血液検査をするように迫りますが、検査の結果、その血はパトリックの物であることが証明されます。
エリザベスはウイリアムから絶縁を申し伝えられますが、それでもパトリックを怪しいと疑うニールがパトリックを尾行すると、パトリックは腕の中に埋め込んだ管を取り除いている姿を見ます。
検査の血液が新しいものであったから、本物のパトリックは未だ生きているとピーターは推測します。
ニールはピーターをポーランド・マフィアに仕立ててパトリックに接近させ、本物のパトリックならば知っているはずの話を教えろと偽物のパトリックに迫ります。
これに怯えた偽物のパトリックは本物のパトリックを監禁している場所へ急行しますが、それを尾行していたFBIに逮捕され、本物のパトリックは保護されます。
偽物のパトリックはキースという名前で、自分にそっくりなパトリックと偶然出会い、パトリックになりきって遺産を得ようとしていたのでした。
ホワイトカラー シーズン5第5話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ニール達が偽物のパトリックを追い込む場面です。
執事姿が様になっているニールの仕草は見どころの1つだと思いますが、それ以上に偽物と疑ったパトリックを追い込んでいくシーンは見応え満点です。
余り激しいアクションシーンがないホワイトカラーですが、今回はニールのスリリングなドライビングテクニックが見られます。
余り運転をする姿を見ることのないニールですが、素晴らしい技術を持っているのは流石です。
そしてもう一つの見どころが、エリザベスの着目点だと思います。
パトリックの言動に疑いを持ったエリザベスは、正義のためにパトリックに血液を差し出すように迫ります。
その結果、ウイリアムと険悪な関係になり絶縁を言い渡されますが、信念を貫いてパトリックの血液を入手します。
エリザベスの執念があったからこそ、本物のパトリックを救出することに成功したと思います。
今後の捜査で再度エリザベスの活躍する姿を見たいと思わせるエピソードでした。
読み終わったら