パーソンオブインタレスト

パーソン・オブ・インタレスト シーズン1第1話<序章>のあらすじと感想

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パーソン・オブ・インタレスト シーズン1の魅力

世の中の正義を助ける一昔前のドラマの王道を行くパーソン・オブ・インタレストですが、ITを駆使したストーリー内容になっていて、現代にマッチした良作の仕上がりになっています。
 

ドラマの冒頭ではストーリーが少し地味に感じるところもありますが、エピソードが進むにつれて謎が謎を呼ぶストーリーとなり、しっかりと視聴者の心を掴みます。

2011-12年のドラマ視聴ランキングは全米13位となり、その年に始まった新ドラマでは全米1位という好成績を得ます。
 

考えさせられるストーリーと程よいアクションのバランスが絶妙で、全米で高い人気を得たのには納得です。

エピソードが回を追うごとに視聴者数が伸びていて、見れば見るほど引き込まれていく内容となっています。
 

アクション派のリース、頭脳派のフィンチ、更にはニューヨーク市警のファスコ刑事とカーター刑事の活躍に目が離せません。

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パーソン・オブ・インタレスト シーズン1第1話のあらすじ

地下鉄の車内で若者たちが犯罪の会話をしていると、1人の若者が席に座っていたホームレスの存在に気が付きます。

若者はホームレスにチョッカイを出しますが、ホームレスは若者達4人を一撃で倒してしまいます。

その様子は防犯カメラに記録されていて、ホームレスと若者たちは警察署へ連行されてしまいます。
 

取調室に入ったカーター捜査官はホームレスに名前を訪ねますが、ホームレスは名前を口にしません。

やがてホームレスの弁護士を名乗る人物が警察署に現れ、ホームレスは釈放されて高級車に乗せられます。
 

ホームレスが去った後、指紋検査の結果が判明します。

ホームレスの指紋は4つの州で指名手配されていることが判明し、数多くの犯罪に携わっていることを知ったカーター捜査官は驚いた表情を見せます。
 

高級車は川沿いで止まると、弁護士はボスが待っていると言ってホームレスを車外に導きます。

フィンチと名乗る中年の男は、ホームレスの男に“君は多くの名前を持っているが、その中からジョン・リースと呼ぼう”と語り掛けます。

そしてリースが過去、政府の秘密任務に従事していたが、政府から裏切られて酒に溺れた日々を送っていると、リースの過去を知っていると言います。
 

政府によってリースは既に死亡したことになっていると言ったフィンチは、リースに生きる目的を与えることが出来ると言います。

街を歩いている1人の女性を指差し、彼女の名前はダイアン・ハンセンで間もなく犯罪に巻き込まれると話を始めます。

ハンセンが犯罪の被害者か加害者か分からないが、ハンセンを尾行して犯罪を未然に防ぐことをしないかと問いかけます。
 

しかしリースは金持ちの道楽には付き合いきれないと言い、フィンチのボディガードに一撃を食らわすと、その場から立ち去ります。
 

安宿に落ち着いたリースは自分が指名手配されているニュースを見ながら、酒を飲み寝てしまいます。

電話のベルで目を覚ましたリースは、自分がベッドに手錠で繋がれていることに気が付きます。
 

その時、隣の部屋から女性の悲鳴が聞こえて来て、リースは隣の部屋のドアをけ破りますが、そこにはフィンチが座っていました。

女性の悲鳴は録音テープのもので、この女性は3年前に殺害されたとフィンチは説明し、君ならばこのような被害者を救うことが出来るとリースに迫ります。

リースが元恋人を救うことが出来なかったことを持ち出し、今危機にある検事のハンセンならば助けられると決断を迫ります。
 

納得したリースはフィンチの隠れ家へ向かうと、そこの壁一面にはたくさんの社会保障番号が記載されていました。

これは何かを尋ねると、犯罪に巻き込まれて助けられなかった人々の社会保障番号だとフィンチは寂しげに語ります。
 

早速ハンセンの監視を始めたリースは、ハンセンを狙う人物を同僚のウィーラーとポープという麻薬がらみの犯罪者に絞り込みます。

ハンセンが担当するポープの裁判を傍聴したリースは、証言台に立ったファスコ刑事とハンセンが密かに話をしている姿を見て怪しいと感じます。
 

裁判後、拘置場にいるポープの元を訪れたハンセンは、ポープが真犯人でなく黒幕が後ろに居て、ポープの弟マイケルが事件の真相を知っていることを聞き出します。

このやり取りを盗聴器で聞いていたリースはマイケルが狙われると考え、マイケルに接触したリースはマイケルにGPSを仕掛けることに成功します。

やがてマイケは誘拐されますが、GPSを頼りにマイケルを救出したリースは、事件の黒幕が警察官であることを知ります。

真相はスティルスという刑事は麻薬捜査官で、現場から麻薬と取引の現金を盗み、ファスコが犯人をでっち上げて裁判で証言していたのでした。
 

その後、ポープが拘置所で殺害され、それを知ったリースはハンセンが危ないと感じます。

ハンセンの携帯を盗聴していたリースは、ハンセンが何者かに呼び出されて事を知り、その場所へ急行します。

しかしその場所で、ハンセンが事件の真相に気付いたウィーラーを始末するように刑事に指示している場面に出くわします。

ハンセンは被害者ではなく、この事件の黒幕だったのでした。
 

しかしその時、リースは頭に銃の感触を感じます。

背後からファスコ刑事に銃を突き付けられたリースは車で連行されますが、車のハンドルを奪って車を横転させます。

ファスコに人を殺したらば、お前を殺すと言い残して、ファスコの防弾チョッキ目掛けて銃弾を撃ち込みます。
 

スティルスは関係のない人間を捕まえて、ウィーラーを狙うように脅迫しますが、間一髪でリースがウィーラーを救います。

スティルスを捕まえたリースは、ファスコ刑事にスティルスを始末させ、裁判で熱弁を奮うハンセンの前で、ハンセンがウィーラーを殺害するように指示を出したテープを流します。
 

全てが終わり、どのように犯罪に巻き込まれる人間が分かるのかを聞くと、フィンチは経緯を話し始めます。
 

9.11事件後、アメリカ政府はフィンチにテロ犯罪を事前に察知するシステムを開発するように依頼しました。

システムは完成しますが、そのシステムはテロに関係ない犯罪に巻き込まれる人々のデータも検出するものになります。
 

政府はテロ犯罪以外については興味を持ちませんでしたが、フィンチはその人々を救うことが出来ないかを考えたとリースに伝えます。

パーソン・オブ・インタレスト シーズン1第1話を見た感想

意外な展開から始まるパーソン・オブ・インタレストですが、その内容はオープニング場面では想像できないものでした。

犯罪に巻き込まれる人々を予見するシステムを作った謎の紳士フィンチは、怪しい雰囲気満載の人物です。

フィンチを演じるマイケル・エマーソンはLOSTのベン役で脚光を浴びましたが、今回のパーソン・オブ・インタレストでも謎の人物フィンチを好演してくれそうです。

これから犯罪に巻き込まれる人々をリースとフィンチのコンビが、どのように救っていくのかが楽しみです。
 

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