前回のあらすじ
アトスの無実を証明する手助けをしたことで三銃士の仲間になったダルタニアンでしたが、決闘をした罪で投獄されてしまいます。
実は三銃士がダルタニアンを見捨てたと見せかけて獄中のヴァディムを信用させ、情報を掴む為の策略だったのです。
成功したかのように見えたこの作戦でしたがヴァディムに見破られ逆に罠にはめられてしまうのでした。幾重にも張り巡らされた罠の応酬。騙し合いの末、国王夫妻と王宮の財宝を守ることに成功した三銃士とダルタニアンでした。
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マスケティアーズ シーズン1第3話のあらすじ
船から降り酒場で客に奢っている男、エミール・ボネール。商人で探検家の彼を監視していた三銃士達が、スペインとの協定に違反した罪で彼を逮捕しパリへ連行することになります。
黒ずくめの2人組に尾行されながらの護送途中、ボネールの仕事仲間の待ち伏せにあいポルトスが肩を切られ負傷してしまいます。
一行は負傷したポルトスの手当てをする為近くの古びた屋敷へと入るのでした。そこはアトスの屋敷だったのです。驚く一行。実は、アトスは貴族でラフェール伯爵だというのです。
ある部屋に入ったアトスに思い出が甦ります。彼の思い出の中にいたのはなんとミレディでした。かつてアトスとミレディは結婚しこの屋敷で暮らしていたのです。
そんなミレディでしたが、ある日アトスの弟を殺したのでした。弟を殺したミレディを絞首刑にするしかなかったアトスは苦悩の日々を送ってきたのです。
一方、手当てを終えたポルトスはボネールの夢の話を聞かされます。サンクリストフという島でタバコ農園を開いて安い労働力を使って優雅に暮らすことだというのです。
翌朝怪我をしたボネール夫人が屋敷にやって来ました。途中で全身黒ずくめの2人組に襲われたと嘘をつきボネールを連れ逃げていきました。追いかける銃士達、けがをしているポルトスは屋敷で待つことになります。
逃げるボネール夫妻、追いかける銃士達、そこへ黒ずくめの2人組が現れます。2人組の内1人を倒したアラミス、その2人はスペインからの追手だったのです。ボネールを捕まえ屋敷に戻るとポルトスがいきなり彼に殴りかかります。
ボネールが奴隷商人だった事実を知り、自身の過去もあいまって、苦痛と不幸を生み出す商売だと怒りをあらわにするのでした。
用事があるアトスを残し先に出発した銃士一行でしたが、1人屋敷に残ったアトスの前に、過去を消す為屋敷に火を放ったミレディが現れます。死んだはずの彼女に動揺するアトス。憎しみに燃える彼女に殺されそうになります。
アトスの様子がおかしいことを気にかけ、戻って来たダルタニアンに助けられ自分の辛かった過去を話します。
こうしてパリに到着した彼らでしたが、ボネールは裁かれるどころか枢機卿と共同出資でタバコ農園を開くというのです。任務の苦労が水泡に帰した銃士達は悔しい思いをするのでした。
状況が変わり喜ぶボネールと悔しい銃士達ですが、手が出せなくなってしまった彼らはどのようにこの状況を打破するのでしょうか。
マスケティアーズ シーズン1第3話を見た感想
第3話のタイトル「気に食わない任務」は、どうやら「奴隷商人」の護衛を指しているようです。実は三銃士達は二度ボネールを護衛することになるのです。
一度目のパリまでの護衛でポルトスの過去の片鱗に触れることになるのですが、彼の生立ちには深い傷が残っていたのです。
負傷したポルトスの手当ての際、麻酔と称して彼を殴り気絶させる場面がありましたが、シリアスだけでなくユーモアも交えながら進めていくストーリー展開は見ていて飽きることがありません。
一方、アトスの過去も明らかになっていきます。枢機卿に与する謎の女ミレディですが、実は、かつてアトスの妻だったのです。それだけでも驚きですが、彼は愛する妻を絞首刑にしたことはさらに衝撃的なことでした。
リシュリュー枢機卿の関与でボネールを逃がすことになり悔しい思いをするダルタニアン達ですが、二度目の護衛はボネールを無事に船に乗せること。
フランスの為に活躍しながらも枢機卿の企みを阻止する場面が最高にすっきりしました。
新たな事実が明らかになり、さらなる真実を匂わせながら進んでいく展開にどんどんはまり込んでしまいます。
次回はさわり程度だったポルトスの過去に踏み込んでいくのか、それとも全く違うストーリーになるのか、楽しみでなりません。
読み終わったら